この記事では、星野リゾートが展開する都市型ホテル「OMO3」と「OMO5」の違いや選び方についてご紹介します。
結論から言うと、価格をおさえて気軽に泊まりたいならOMO3へ。
ホテルでの時間も重視したいならOMO5がおすすめです!
OMO3はコンパクトでリーズナブル、一人旅や短期滞在にぴったりのホテルです。
一方でOMO5は広めの客室や朝食付きプランが魅力で、家族旅行やカップルに人気があります。
どっちを選ぶか迷っている方も、OMO3とOMO5の違いがわかれば、自分に合ったホテル選びができますね。
OMO3とOMO5の違いについて詳しく知りたい方はこの記事を、早速予約を検討したい方は空き状況をチェックしてみてください。
OMO3とOMO5のスペックを一覧で比較
OMO3とOMO5は、星野リゾートのシティホテル「OMO」ブランドの中でも、リーズナブルで人気のある2タイプです。
OMO3とOMO5の基本的なスペックを一覧表で比較して、それぞれの違いを確認できるようにまとめました。
項目 | OMO3 | OMO5 |
---|---|---|
ホテル分類 | ベーシックホテル | ブティックホテル |
料金 | 約3,500円〜 | 約5,000円〜 |
朝食 | なし(フードステーションあり) | カフェスタイル朝食あり |
客室の広さ | 約16〜22㎡ | 約13〜64㎡(施設により大部屋もあり) |
宿泊可能人数 | 1〜2名(施設によって最大4名) | 1〜6名(施設によって変動) |
設備 | ユニットバス/セルフサービス中心 | カフェ・バル併設、客室タイプが豊富 |
特徴 | コスパ重視、短期滞在向け | 滞在型、家族旅行や女子旅にも人気 |
このように、スペック面だけでもOMO3とOMO5の特徴がはっきり分かれます。
どっちに泊まるか悩んでいる方は、ぜひ違いを知って自分に合ったホテルを探してみてください。
OMO3とOMO5の7つの違いを比較!
OMO3とOMO5の7つの違いについてまとめました。
料金や設備などに違いがあるので、このあと詳しく解説していきます。
OMO3とOMO5の違い①料金
OMO3とOMO5の違い1つ目は料金の違いです。
代表的なOMO施設の1泊あたりの料金目安をまとめました。
項目 | OMO3(例:浅草) | OMO5(例:東京五反田) |
---|---|---|
最安料金(1名1泊) | 9500円〜 | 11000円〜 |
割引プラン例 | 30日早割/素泊まり割引 | 食事付きパック/連泊割引 |
コスパ | 高(最低限の設備で安い) | 中〜高(快適性と設備が反映) |
少しでもリーズナブルに泊まりたい人はOMO3へ。
リーズナブルな価格でありながらも、ホテルで過ごす時間を快適にしたい方はOMO5を選ぶといいですね。
OMO3とOMO5の違い②部屋設備
OMO3とOMO5の違い2つ目は部屋設備の違いです。
OMO3とOMO5は、どちらも都市型ホテルでありながら、客室の広さや内装、設備に違いがあります。
項目 | OMO3 | OMO5 |
---|---|---|
客室の広さ | 約16〜22㎡ | 約13〜64㎡(施設により異なる) |
部屋の種類 | ツイン/セミダブル中心 | ツイン/ダブル/ファミリールームなど多彩 |
内装 | シンプル/機能性重視 | 畳敷きや木の温もりを感じる空間もあり |
設備 | ユニットバス/小型冷蔵庫/デスク | バス・トイレ別あり/キッチン付きの部屋も |
快適性 | 寝泊まりに特化 | 滞在を楽しむ設計 |
OMO3はシンプルな設計で、観光やビジネスでもお部屋で過ごす時間が少ない方にお勧めです。
必要最低限の快適性を確保しつつもコストをおさえています。
一方OMO5は、家族やグループでの利用を想定した広い部屋や、バス・トイレ別、畳やキッチン付きなど、ホテルステイを楽しむ工夫が満載です。
観光メインならOMO3、ホテル内での時間も楽しみたいならOMO5が断然おすすめです!
OMO3とOMO5の違い③朝食サービス
OMO3とOMO5の違い3つ目は朝食サービスの違いです。
OMO3とOMO5では朝食サービスに違いがあり、朝食を重視する方は要チェックです。
項目 | OMO3 | OMO5 |
---|---|---|
朝食の有無 | 基本は提供なし | 提供あり |
朝食スタイル | フード&ドリンクステーション(セルフ) | カフェスタイル or 客室ベーカリーセット |
メニュー例 | 軽食・パン・ドリンク類(24時間購入可) | リゾット、ピザトースト、ベーカリー朝食など |
価格目安 | 商品により個別課金(300〜600円程度) | 約1,000〜1,600円前後 |
利便性 | 自由度が高く時間に縛られない | 落ち着いた空間でしっかり食事できる |
OMO3の朝食は、ホテル1階に設置されたセルフ式の「フード&ドリンクステーション」を利用する形式で、24時間いつでも時間や場所に縛られず軽食を楽しめるのが特徴です。
安くて自由度が高く、観光をメインにする方には便利です。
一方OMO5では、カフェでの朝食や客室内でのベーカリー朝食など、内容も空間もこだわったサービスが特徴です。
和食やパンなどの洋食まで、ゆっくり朝の時間を楽しみたい方や、ホテルでの滞在自体を楽しみたい方には最適です。
時間にとらわれず好きな時間に軽食を楽しみたい方はOMO3を。
朝からこだわりの朝食をしっかりいただいて、ホテルの朝食を楽しみたい方はOMO5を選ぶといいですね。
OMO3とOMO5の違い④立地やアクセス
OMO3とOMO5の違い4つ目は立地やアクセスの違いです。
OMO3とOMO5はどちらも都市観光向けホテルとして立地にこだわって展開されていますが、アクセス性や周辺環境に違いがあります。
項目 | OMO3 | OMO5 |
---|---|---|
主なロケーション | 下町観光地エリア | 繁華街・観光中心エリア |
周辺施設 | 駅近・コンビニや食べ歩きスポット多め | カフェ・商業施設・観光スポット至近 |
最寄り駅からのアクセス | 徒歩10〜20分のエリアもある | 駅から近く、アクセスがスムーズ |
観光との相性 | ローカルな街歩きが楽しめる | 有名観光地へのアクセスが抜群 |
OMO3は、街に溶け込むような立地が多く、ローカルな雰囲気の中で観光や散策を楽しめます。
駅からのアクセスも良好で、気軽に動きたい一人旅や短期滞在者にぴったりです。
一方でOMO5は、より中心地に位置しており、有名な観光地や商業施設へのアクセスが抜群です。
観光の合間にホテルに戻って一息つく、といった利用もできるので、子連れの家族旅行やグループでの滞在にも便利です。
少しでも駅近のホテルに滞在したい方はOMO5へ。
駅からのアクセスもほどよく、静かに滞在したい方はOMO3を選ぶといいですね。
OMO3とOMO5の違い⑤アクティビティ
OMO3とOMO5の違い5つ目はアクティビティの違いです。
星野リゾートのOMOブランドでは、ホテル内外で楽しめる独自の「ご近所アクティビティ」が魅力の一つです。
項目 | OMO3 | OMO5 |
---|---|---|
ご近所マップ | あり(スタッフおすすめを掲示) | あり(街歩きマップ+お店紹介) |
OMOベース(共有スペース) | あり(小規模) | あり(やや広めで休憩・作業も可能) |
アクティビティ | ローカルガイド付き街歩きなど(有料) | ローカル体験+イベント開催(例:ご近所ツアー) |
独自サービス | 軽食販売機/24時間セルフ食サービス | カフェ併設、客室内朝食、地元連携イベントあり |
OMO3とOMO5はどちらも「OMOレンジャー」と呼ばれる地元に詳しいスタッフが、街の楽しみ方を紹介してくれる点が共通しています。
しかし、OMO5の方がアクティビティの種類や提案力、館内設備においてよりOMO3よりも多くの体験ができます。
観光とホテルをバランスよく楽しみたい方はOMO5へ。
コストをおさえつつ街体験を楽しみたい方はOMO3を選ぶと良さそうです。
OMO3とOMO5の違い⑥ファミリー対応・子ども向け設備
OMO3とOMO5の違い6つ目はファミリー対応や子ども向け設備の違いです。
子連れでの旅行では、ホテルの設備やサービスがホテル選びの重要なポイントになりますよね。
OMO3とOMO5はどちらも都市型ホテルですが、ファミリー層への対応にすこし違いがあります。
項目 | OMO3 | OMO5 |
---|---|---|
ファミリー対応の客室 | 少ない(基本1〜2名向け) | 多い(4〜6名対応の部屋あり) |
ベッド構成 | シングル/ツイン中心 | ダブル・ファミリー・和洋室など多様 |
ベビーベッド貸出 | 一部施設で対応(事前確認推奨) | 対応施設が多い(予約時申請可) |
朝食対応 | 軽食中心(個包装で子どもにも安心) | 子ども向け朝食メニューあり |
キッチン付き部屋 | なし | 一部あり(京都祇園など) |
アクティビティ・イベント | 少なめ(街歩き中心) | イベントや館内での楽しみもある |
OMO3は、ファミリー向けの広めの部屋や設備は最小限です。
価格面のメリットは大きいですが、子連れ旅行では少し不便に感じるかもしれません。
一方、OMO5は6人まで泊まれる客室やバス・トイレ別、キッチン付きの部屋もあり、家族みんなで快適に過ごせる工夫がされています。
さらに、朝食のスタイルやホテル内イベントなども、子ども連れにはうれしいポイントです。
子連れ旅行で快適さを求める方はOMO5を。
子連れ旅行でも価格重視で、設備面などにこだわらない方ならOMO3を選ぶといいですね。
OMO3とOMO5の違い⑦利用シーン
OMO3とOMO5の違い7つ目は利用シーンの違いです。
OMO3とOMO5は、それぞれ異なる特徴を持つホテルタイプです。
宿泊の目的や同行者に応じて、どちらを選ぶべきか選択するといいですね。
利用シーン | OMO3が向いている人 | OMO5が向いている人 |
---|---|---|
一人旅・短期滞在 | ◎(コスパ重視、最低限の設備で十分) | △(価格が高くなりがち) |
カップル旅行 | ○(気軽に街歩きを楽しむ目的なら) | ◎(おしゃれな空間や朝食で満足度高め) |
家族旅行(子ども連れ) | △(部屋サイズや設備より価格重視なら○) | ◎(広い部屋・朝食・快適設備が充実) |
観光中心のスケジュール | ◎(寝泊まり重視で移動メインの人に最適) | ○(ホテル滞在も少し楽しみたい人に) |
ホテル時間を重視したい場合 | △(設備やサービスが最小限) | ◎(カフェ併設・バス別・ベーカリー朝食など充実) |
出張などビジネスユース | ◎(駅近でシンプル・安価) | ○(接待利用や長期滞在には快適) |
OMO3はコストを抑えたい人やアクティブに観光したい人におすすめです。
一方でOMO5は、旅行の中でホテル時間も楽しみたい人に向いており、設備やサービス重視でホテル内でも快適に過ごしたい方に理想的です。
OMO3をおすすめする人、OMO5をおすすめする人
これまでOMO3とOMO5の違いをご紹介してきました。
実際どっちを選んだらよいか迷っている方に、OMO3がおすすめな人とOMO5がおすすめな人についてまとめました!
OMO3をおすすめする人
- 旅行費用をできるだけ抑えたい
- 一人旅や出張などで短期滞在する予定
- ホテルの快適性よりも街歩きや観光を重視したい
- 朝食は外で済ませたい、もしくは軽食で十分
- シンプルな設備でも問題ない
OMO3は、コストパフォーマンスを重視したい人におすすめです。
リーズナブルな価格で宿泊できて必要最低限の設備が整っており、寝泊まりだけできれば十分という方にはぴったりです。
また、24時間使える軽食販売の「フード&ドリンクステーション」があるので、時間に縛られず気軽に飲食を楽しめる点もポイントです。
観光を中心に予定を組みたい一人旅や、仕事での滞在にも便利で、無駄のないシンプルな宿泊ができるのがいいですね。
OMO5をおすすめする人
- ホテル内での滞在もゆっくり楽しみたい
- カップル・家族・グループでの旅行を計画している
- 朝食付きや広い部屋など、快適さを重視したい
- 子ども連れで過ごしやすい設備を求めている
- オシャレな空間で非日常感を味わいたい
OMO5は、観光だけでなくホテルで過ごす時間も大切にしたい方にぴったりのホテルです。
カフェスタイルの朝食、畳敷きの客室、ベーカリーセット付きのプランなど、細部にこだわったサービスが魅力で、旅の満足度をワンランク上げてくれます。
また、部屋の広さや構成もファミリー向けに設計されており、バス・トイレ別やキッチン付きの部屋も選べるため、小さな子ども連れでも安心です。
価格はOMO3に比べて少し高くなりますが、その分快適に過ごすことができ旅の満足度もあがりそうですね。
OMO3とOMO5の違いまとめ
星野リゾートOMO3とOMO5の違いについてご紹介しました。
結論として、宿泊費を抑えて観光を満喫したいならOMO3、ホテル時間も大切にしたいならOMO5を選ぶのが最適です。
OMO3はコスパの良さが魅力で、一人旅や出張などホテルで過ごす時間がメインではない旅の方におすすめです。
一方でOMO5は、広い部屋や選べる朝食などホテルで過ごす時間が快適で、カップルや家族旅行にぴったりです。
それぞれのホテルが持つ特徴を確認して、あなたの旅行スタイルに合った最適な宿を選んでみてくださいね。
星のリゾート系列のホテルは季節を問わず人気なので、気になるホテルがある方は早めに空き状況をチェックしておきましょう。