この記事では、古勢起屋の本館と別館の5つの違いについて、徹底比較してどっちがおすすめかをご紹介します。
結論から申し上げると、 古勢起屋の本館がおすすめな人は
- 国の登録有形文化財の宿に泊まってみたい人
- 客室トイレ付の部屋を希望する人
- 趣きのある温泉街の眺望を楽しみたい人
古勢起屋の別館がおすすめな人は
- 有名建築士の隈研吾設計の宿に泊まってみたい人
- リーズナブルな旅行をしたい人
- 2名以上で宿泊したい人
古勢起屋の本館と別館どっちがおすすめか、どちらに泊まるべきか悩んでいる方は、このあと詳しくご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
古勢起屋本館と別館の5つの違いを比較
古勢起屋の本館と別館の5つの違いを徹底比較してみました。
どちらに宿泊しようか迷っている方は、ぜひ選び方の参考にしてみてください!
比較ポイント | 本館 | 別館 |
---|---|---|
建物 | 国の登録有形文化財に指定の宿 大正3年に建造ののち、2022年7月に全面改修 | 有名建築家 隈研吾が設計 レトロな木造和風建築 |
部屋 | 和洋折衷のモダンなデザイン 全室トイレ完備 ・山側大正モダン客室 ・川側大正モダン客室 ・川側和室 | 大正ロマンの雰囲気な全室和室 (※一部客室内にトイレなし) ・浪漫客室最上階(客室トイレ付き) ・一般客室(川側・山側)トイレなし |
料金 | 37,400円~ | 26,500円~ |
温泉 | 黒い硯風呂と白い大正風呂の2つの内湯あり 姉妹館「銀山荘」のお風呂も利用可 | 厳選かけ流しの2つの内湯 ほっこりのちか湯とぬっくりの金太郎湯 姉妹館「銀山荘」のお風呂も利用可 |
眺望 | 川側の客室からは銀山温泉の温泉街を一望できる。 | 川側の部屋は川のせせらぎ 山側の部屋は静かな自然の景色 趣きある温泉街側のお部屋もあり |
サービス | 野川亭(宿泊者専用レストラン) 朝食は1階レストランしろがね(オールインクルーシブ) | 半個室での懐石料理 ドリンクはオールインクルーシブ |
違い①:建物
古勢起屋の本館と別館の1つ目の違いは、料建物の違いです。
本館は国の登録有形文化財に指定の宿で、2022年に全面改修されています。
国の登録有形文化財の宿に泊まるという経験も、なかなかできるものではありませんね。
国の登録有形文化財である歴史ある宿に泊まってみたいという方は、本館1択です!
一方で別館は、有名建築士の隈研吾氏が設計した宿です。
隈研吾氏が設計した建物といえば、国立競技場やGINZA KABUKIZAなど、建築好きやファンも多いですね。
隈研吾が設計した宿に泊まってみたいという方は、迷わずに別館を選びましょう。
しかし、この温泉街は朝の連続ドラマ「おしん」やジブリ映画の千と千尋の神隠しの舞台にもなったと言われる温泉街で、どちらも昔ながらの良さが感じられる建物で素敵です!
違い②:部屋タイプ
古勢起屋の本館と別館の違い2つ目は、部屋タイプの種類と設備です。
本館と別館の大きな違いは、客室内のトイレの有無と定員人数です。
本館 | 設備 | 定員 |
山側大正モダン客室 | 和洋室+セミダブルベッド2台+トイレ付 | 1~2名 |
川側大正モダン客室 | 和洋室+セミダブルベッド2台+トイレ付 | 2名 |
川側和室 | 和室6畳+広縁+トイレ付 | 2名 |
別館 | 設備 | 定員 |
浪漫客室最上階(山側) | 和室10畳+ベッド+トイレ付 | 2~4名 |
浪漫客室最上階(山側)2名用 | 和室10畳+ベッド+トイレ付 | 2名 |
山側和室 | 和室+ベッド付の和室の二間続き | 2~5名 |
川側和室 | 二間続きの和室 | 2~5名 |
本館は全客室内にトイレがありますが、別館は最上階のロマン客室を除き、客室内にトイレの設置がなく、各フロアの共同トイレを使用することになります。
客室内にトイレが必要な方は本館、または別館の最上階のお部屋を利用しましょう。
また、本館は定員2名までのお部屋しかないので、3名以上で宿泊の方は別館を選びましょう。
どうしても本館に泊まってみたい3名以上の方は、2部屋予約する必要があります。
しかし、本館も別館も部屋数は多くないので、なかなか予約がとりづらいかもしれません。
違い③ 料金
古勢起屋の本館と別館の違い3つ目は、宿泊料金の違いです。
少しでもリーズナブルに宿泊したい方は、別館を選びましょう。
本館が別館と比べてお高くなってしまう理由としては、2022年の大規模なリニューアルにより、全客室にトイレ設置したり最新設備が整った宿だからです。
また、国の有形文化財の宿でもあるので、維持費もかかるのかもしれませんね。
但し、本館なら湯けむり食堂しろがねで、食事のほかにも日本酒飲み比べやデザートなどの飲食をオールインクルーシブで楽しめます。
グルメもオールインクルーシブで楽しみたい方なら、本館のほうがコスパ良くお値段以上の価値があるかもしれませんね!
違い④ 温泉
古勢起屋の本館と別館の違い4つ目は、温泉です。
本館には書をイメージした黒い硯風呂と、白の大正風呂の内湯が楽しめます。
別館では厳選かけ流しの2つの内湯があり、ほっこりのちか湯とぬっくりの金太郎湯を楽しめます。
厳選かけ流しのお風呂を楽しみたい方は、別館を選ぶといいですね。
ただし内風呂はどちらもあまり広くないので、姉妹館の「銀山荘」をお風呂も利用してみてください。
銀山荘は徒歩で数分かかりますが、徒歩圏内なのでぜひ行ってみる価値がありますよ。
違い⑤ 眺望
古勢起屋の本館と別館の5つ目の違いは、客室からの眺望です。
古勢起屋には本館にも別館にも、川側と山側の部屋タイプがあります。
本館別館に関わらず、客室からの眺望重視の方は川側の部屋を選びましょう。
銀山川を見下ろす温泉街に面したお部屋からは、映画やポストカードのような情緒あふれるノスタルジックな景観が楽しめます。
山側のお部屋だと、場合によっては目の前に別の建物が見えるだけのお部屋もあるという口コミもありました。
景観を気にしない方なら問題ありませんが選ぶようにするといいですよ。
古勢起屋は本館と別館どっちがおすすめ?
古勢起屋は本館と別館どっちがおすすめなのか、それぞれのメリットをお伝えしながらご紹介します。
本館がおすすめな人
古勢起屋の本館がおすすめな人はこちら!
- 国の登録有形文化財の宿に泊まってみたい人
- 客室内にトイレがある利便性を求める人
- 川側の温泉街を眺められる部屋に泊まりたい人
別館がおすすめな人
古勢起屋の別館がおすすめな人はこちら!
- 3名以上で宿泊したい人
- 少しでもリーズナブルに宿泊したい人
- 隈研吾の設計した宿に泊まってみたい人
古勢起屋の本館と別館の共通点!
古勢起屋の本館と別館の共通点もご紹介します。
- 駐車場利用無料!(駐車場からホテルには送迎あり)
- 姉妹館「銀山荘」のお風呂も利用可!
- 長靴・足湯用タオル・下駄・草履・傘の貸出品あり
- 宿泊中の飲み物がオールインクルーシブで利用可能!
古勢起屋の本館と別館は、建物や部屋などの違いはありますが、どちらも素敵なので空き状況に合わせて予約してみるのもいいですね。
古勢起屋の本館と別館の違いまとめ
古勢起屋の本館と別館の違いを比較してご紹介しました。
古勢起屋の本館がおすすめな人は
- 国の登録有形文化財の宿に泊まってみたい人
- 客室内にトイレがある利便性を求める人
- 大正3年建造のレトロな宿に泊まりたい人
古勢起屋別館がおすすめな人は
- 3名以上で宿泊したい人
- 少しでもリーズナブルに宿泊したい人
- 隈研吾の設計した宿に泊まってみたい人
本館と別館の写真やプランをチェックしながら、旅行の目的や誰と行くかなど考慮して選んでみてください。
素敵な思い出に残るホテル選びができるといいですね。