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メッセージ

ジョージアワインと私

2011年の東日本大震災。当時、ジョイセフという国際協力NGOのスタッフとして、女性や乳幼児の支援に携わりました。
甚大な被害を目の当たりにして、被災地に少しでも寄り添いたいと、30年勤めたNGOを退職。

その頃、共同経営者を探しているジョージア人を友人に紹介され、「最高のワインで東北を応援できる」と思い、30ヘクタールのブドウ畑を買うために退職金全額をジョージアに送金しました。(この畑についての後日談は下記をご参照下さい。)

ワイン発祥の地=ナンバーワン。
かめを地中に埋めてワインを醸造する唯一のワイン醸造法がオンリーワン。
ナンバーワンとオンリーワンを併せ持つジョージアワインには必ず
「ビジネスチャンス」があるはずだと確信しました。

ジョージアワイン

ジョージアでのチャレンジ

私たちの畑にはワインの醸造所がありませんでした。そこで収穫できたブドウは近隣の醸造所に運び込み、高いお金を払ってワインを醸造してもらっていました。費用がかかる上に、あまり自由も利かず、思ったように行きませんでした。
幸いな事にジョージア最大のワイン会社「ハレバ」の醸造責任者だったラドが全ての工程を仕切ってくれて、翌年の年末に完成した第一号ワイン「JANI」は素晴らしい出来でした。特にセミスィートのキンズマラウリは大評判でした。
一方、同じサペラビ葡萄から作る辛口の葡萄酒「サペラビ」は時間が経てば経つほど美味しくなると言われています。
残念ながら、まだ試した事はありませんが、本物のサペラビワインは30年から50年寝かせて初めて本物の味になると言われています。

2013年の8月、収穫を目前に醸造タンクの調達が急務となりました。
自前のタンクがなければせっかく育てたブドウも近隣の醸造所に安値で売るか、これまでのように高いお金を払って誰かに醸造してもらわなければなりません。
思案の末、日本で緊急キャンペーンを立ち上げて、タンク3基を購入する資金325万円を調達する事にしました。夏季休暇の間の資金集めは難航しましたが、ワインをまとめて購入してもらう企画を初めて立上げ、沢山の方々に応援頂き、奇跡的にお金を集める事が出来ました。その年に採れたブドウで醸造したのが、銀色のエチケットのGRWプレミアムシリーズです。

醸造タンク

ワイン作りは美しい自然に囲まれた優雅でロマンにあふれた仕事というイメージを抱きますが、実際には常に資金との闘いです。
2015年、最後の収穫を目前に資金が底をついてしまいました。季節ごとの畑仕事が適切に行われ、天候にも恵まれ、無事に葡萄が実っても、収穫から醸造所までの運搬、ワインの仕込みを滞りなく行わなければそれまでの努力が水の泡になってしまいます。そんな大事なタイミングでお金が底をついてしまいました。

そこで今度は「オジャレシ葡萄救出キャンペーン」を展開。
一晩で150万円を集め、無事収穫が出来ました。
日本の皆さまの応援が無ければ実ったブドウはすべて鳥たちに食べられてしまった事でしょう。
ヴィンテージ2015年に作られたすべてのワインの裏ラベルにはこの時の応援に感謝するメッセージが記されています。

Binekhi Japan Series

Binekhi Japan Series are supported by Mariko & her friends.
ビネヒジャパンシリーズは真理子と彼女の友人たちの応援によるものです。

2018年のインターナショナルワインアワードで私たちのオジャレシワインがセミスィート部門で最高賞に輝くなどこの時は誰も予想もできませんでした。2016年、2018年にもMakuakeというクラウドファンディングに挑戦しました。たくさんの方々に応援頂き、このチャレンジは大成功し、500万円近い資金が集まりました。貴重な資金と共に、チャレンジで繋がった大勢の方々から送られてくる応援メッセージにどれほど励まされたか言葉に尽くせません。

得るは捨つるにあり

事業を継続するための資金繰りは経営者の宿命です。私はノウハウも経験も資金力もないのに外国で壮大な事業を始めてしまいました。しかも現地の事業パートナー選びを間違って、最初の5年間は地獄の苦しみでした。すべてが学びの数年間、命懸けで頑張りました。
生き延びるために必死でした。投げ出さなかったのには二つの理由がありました。一つは私を応援してくれる沢山の人たちがいたからです。出資もして頂いていたので、お返しするまでは何が何でも止められなかったのです。 そしてもう一つの理由は何と言っても8000年続くジョージアのワインが限りなく素晴らしいからです。
大変な事も多いですが、知れば知るほど尊敬と感動が止まらないジョージアを選んで本当に良かったと思います。

H&Nワインジャパン

最大の難関は2016年に土地の権利を巡って起こした訴訟です。ジョージア語は世界でも最も難解な言語と言われています。訴訟のための準備書類はすべてジョージア語で日本人にはお手上げです。この時、ジョージアの息子たちのようなレジャバ兄弟が堪能な日本語を駆使して全面的に協力してくれたのです。 「真理子さんの勝利はジョージアの勝利です!」そう言ってくれたテムカとニック、最高のオーガニックストレートジュースを世界に発信する偉大な挑戦者アロマプロダクト社のググシュヴィリ社長の応援で信じられない勝利を収めました。 失敗続きのチャレンジですが、私の格闘を知る方々が国の内外を問わず応援して下さる事が最高の成果であり、宝物です。

さて、土地の権利と引き換えに5年前に投資した土地の購入代金が返ってきました。退職金を2度貰ったようなものです。
2017年、この大切な資金を元に本当に信頼できる事業パートナーと共に新しい挑戦を始めました。その一人が名匠エコ・グロンティです。気難しい学者肌のエコとの仕事は一筋縄では行きませんが、ジョージアのワイン文化をきちんと次世代に渡す決意は一致しています。資金繰りの問題はついて回りますが、希望を持って挑戦し続けたいと思います。これまでの失敗から学び、培った経験を活かしたいと心から願っています。応援頂ければ幸いです。

H&Nワインジャパン
代表取締役 本間真理子

<復興支援について>

創業間もない2012年末、経営は楽ではありませんでしたが、少しでも東北を応援出来ればと願い、岩手、宮城、福島の仮設住宅の皆さまに1200本のワインをお届けしました。現在も「Wine for Two」という活動でワインをご購入頂いた方々の応援を頂きながら復興地を応援しています。「思いを途切らせないこと」が大切と信じて、これからも可能な限り支援を続ける所存です。

会社名 H&Nワインジャパン株式会社
代表者 本間 真理子
設立年 2012年
資本金 700万円
所在地 東京都江東区大島4-4-3
電話番号 03-6326-4059
取引銀行 みずほ銀行 大島駅前出張所
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